私はもっぱら、クックドゥを愛用していますが、ほんとうは、中華を家庭にある食材、調味料でサッと出来るようになりたい!
でも、中華って、奥が深いし難しい!
調味料はたくさん売っているけれど、どの中華調味料をどの中華料理に使えばいいのかさっぱりわからない私のような方へ!
この記事を読むと
◎コチュジャン
◎テンメンジャン
◎ヤンニンジャン
などの中華調味料の違いと、
◎それぞれの調味料に豆板醤は代用可なのか?!
これらのことが分かりますので是非ご覧ください!
コチュジャンとテンメンジャンは一体何が違うの??違いと使い方!
韓国の調味料で一番代表的なコチュジャンとは、ちょっと甘くて辛いものだけど、どんな材料で作られているのか調べました!
そもそもコチュジャンってなに?
コチュジャンとは、もち米、麹、唐辛子の粉を主な原料としています。
朝鮮半島でよく使われる発酵食品です。
朝鮮半島ではコチュジャンは日本で言う醤油のような存在で、頻繁に使われている調味料です。
朝鮮料理には欠かせない調味料です。
時代や地域によって味も少しずつ変化しています。
材料に使われているもち米が発酵することで甘みが出るため、甘辛い味わいになります。
ビビンバや和え物、炒め物、鍋物などに使用することができます。
テンメンジャン(甜麺醤)とは??
テンメンジャンとは、小麦粉と塩を混ぜて、特殊な麹を加えて醸造された、黒、または赤褐色の味噌のことを指します。
テンメンジャンは「甜麺醤」と書き、甘く(甜)小麦粉(麺)から造った味噌(醤)、という意味になります。
その味は、中華甘みそ、と呼ばれるだけあり、甘く火を通すと香り高いものになっています。
よく使われる中華料理は、回鍋肉や麻婆豆腐、北京ダックなどのソースや、つけだれに使われています。
どちらもスーパーに行くと隣に並べられていることが多いので、どちらがどんなものかわからないですよね!
コチュジャンとヤンニンジャンの違いは?使い方は??
では次に多く見かけるけど、買ったことのない、謎の調味料ヤンニンジャン。
こちらはどんな調味料なのでしょうか?
ヤンニンジャンとはなに?どんなときにつかうの?
ヤンニンジャンは韓国の調味料です。
正しくは「薬念醤」と書きます。
「薬味醤油」という意味を持っており、材料は醤油、コチュジャン、ごま油、唐辛子などを使用しています。
ごまの豊かな香りと、その香ばしさと、強い辛みを味わいとしています。
韓国料理の焼き肉のつけだれや、肉のモミダレ、炒め物や和え物、煮物やラーメンなどいろいろな料理の味付けに使われています。
スンドゥブチゲ鍋や、ヤンニョムチキン、ユッケジャンなどもこの調味料を使用しています。
辛みが非常に強いので、甘みの多いコチュジャンとは使い方も味付けも全く違います。
けれど、コチュジャンとヤンニンジャンを麻婆豆腐に使うと合わせ技でおいしい味付けになります。
私は、普通のみそ鍋のつけダレにヤンニンジャンをちょっとだけ入れて、自分だけ韓国風にしています♬
豆板醤はどんな調味料?代用可??コチュジャンが見当たらないときに!
これまたよく見かけるトウバンジャンですが、こちらはどんな調味料になるのでしょうか?
トウバンジャンは、中国四川省が発祥の地で、空豆と唐辛子が材料です。
大豆や米、ごま油、塩などを加えて作ります。
作り方は日本の味噌と非常によく似ています。
異なる点は、空豆を蒸さずに発芽させてから発酵させるところです。
現在では、豆板醤と言えばとても辛いもの、というイメージが強く、味付けも辛いものが多いです。
コチュジャンの代用になるか、というとちょっと難しいです。
なぜかと言えば、コチュジャンは甘みが強くまろやかになります。
逆もしかり。
豆板醤のが辛みが強いので、甘みを求める場合は代用には難しいですね。
ヤンニンジャンで辛みをつけ、さらにコチュジャンの代用に豆板醤を入れてしまうと辛いON辛いに!
辛いもの好きさんにはよいですが、子どもたちにはちょっと厳しいですよね。
けれど、コチュジャンが家になくて、豆板醤とテンメンジャンがあるときは話が変わります。
豆板醤とテンメンジャンを同量混ぜて加えると、コチュジャンに近い味わいになります。
ぜひ試してみてください!
中華調味料の違いまとめ
今回は、コチュジャン、テンメンジャン、ヤンニンジャン、豆板醤の違いや使い方について紹介しました。
中華調味料は奥が深い!
ですが、その味を一つ一つ知れば使い方も、新しいレシピも考案できるはず!
ぜひ試してみてください!