先日ニュースを見ていた夫が、
「明日は、よわあめだって」と言ったんです。
私は、
「え?大丈夫?じゃくうだよ!」
と、言ったらケンカになりました。
・「弱雨」の正しい読み方
・「弱雨」とはどの程度の雨なのか
徹底的に調べました!
天気予報に出てくる弱雨の読み方がしりたい!
天気図には出てくる「弱雨」でも、お天気お姉さんや、木原さんは
「弱い雨が降るでしょう」
「小雨でしょう」
こんな言い方をしていますよね。
弱雨とは、本来、天気図に使用する記号のことで、読み方はありません。
弱雨の読み方は辞書にも載っていません。
よって、
・「弱い雨」と、「い」を入れて読んだり
・「よわあめ」「じゃくう」「じゃくさめ」
自由に読んでOK!
ただ、冒頭の私たち夫婦のように、「この人頭悪いな。。。よわあめを、じゃくさめなんて言ってる」など、あらぬ誤解を受けそうですので
「あしたは、弱い雨みたいだね」くらいの表現が一番いいかもしれません。
弱雨はどのくらいの雨?小雨(こさめ)との違い
気象庁のHPによりますと
弱い雨:1時間雨量が3mm未満の強さの雨。小雨よりちょっと雨の量が多い
↑ここでも、「弱い雨」と説明がありますね!「弱雨」じゃないんです!!
小雨:数時間続いても雨量が1mmに達しないくらいの雨。
弱い雨は、傘を差さなくてもちょっとの距離なら歩いて行けちゃう程度の雨。
だけど、長い時間歩くとびしょびしょになってしまう雨。
体感としては、スーパーの入り口近くに車が止められたら、傘をもっていかない程度。
傘を持っていたとしても、「ささなくてもいいかな~」と思う程度の雨です。
外出するときは傘を持っていた方がいいです。
洗濯物は室内干しにするレベルですね!
小雨は、さらに「弱い雨」より、降る雨の量が少ないので、地面がちょっと濡れているかな?程度の雨のことです。
体感としては、霧吹きみたいな雨が降っている感じ。
ワタシだったら、小雨だったら、洗濯物は外に干しちゃうレベル。
長時間外を歩く予定がなく、ちょっと出歩く程度でしたら、傘は不要です。
調べだしたら面白くなってきました!
弱雨について調べていたら気になった強い雨の定義
気象庁のHPには、こんなに詳しい雨の降り方の強さの表現の違いが記載されていました。
土砂降りのところを抜粋します。
こちらも、「どしゃぶり」ではなく、「どしゃ降り」が正式の記載です。
お天気も奥が深いですね!
気象予報士試験が難関なのが分かる気がします。
1時間雨量(mm):30以上~50未満
予報用語:激しい雨
人の受けるイメージ:バケツをひっくり返したように降る:
人への影響:傘をさしていてもぬれる
屋内(木造住宅を想定):寝ている人の半数くらいが雨に気がつく
屋外の様子:道路が川のようになる
車に乗っていて:高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じブレーキが効かなくなる(ハイドロプレーニング現象)
このあたりの降り方になると、不要不急の用事以外は、うちにいたほうがよさそうです。
まとめ
弱雨⇒読み方はない。
しいて言うなら「よわあめ」「じゃくう」
「弱い雨」というのがベター
日本には雨の降り方の強弱や、様子を表すいい方は、400語以上あるといわれています。
四季を大切にして表現する文化は素晴らしいので、少しずつ取り入れていきたいですね!
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます
一昨日の前の日、なんていうか知ってますか?
「今日」から3日前、「今年」から三年後のいい方が面白い!
↓ ↓ ↓
おとといの前の日はなんていう?再来年の次は?3日前のいい方が知りたい!