食品の保存方法は明記されているものがほとんどですが、その中でも[???」となるのが、が「直射日光、高温多湿を避けて保存してください」という記載です。
直射日光が当たらない場所は「部屋の奥なら大丈夫かな?」と分かりますが高温多湿はどんな場所を示すのかよく分からなくないですか?
直射日光が当たらない場所は空気がこもるので高温になりそうですし、湿度も高そう…
冷蔵庫に入れるべき?家のどの場所に保存するのが良いのかな?不透明な部分を調べてみました!
食品の正しい保存方法は?直射日光を避けて保存するのに最も適した場所は台所収納!
「直射日光が当たらない」「高温多湿ではない」場所というのは、つまりは「常温保存」でOKということを示しています。
しかし、常温で保存するのは良いけれど、直射日光が当たるのはさすがに良くないし、あまりにジメジメした場所もよくないため、それを注意書きとして記載しているのです。
食品衛生法やJAS法で定められているのですが、常温で保存する以外に気をつけることがない食品は「常温で保存してください」という記載の表示を省略しても良いとされています。
そのため、保存方法に「常温保存で」と書かれていないのです。
その代わり気をつけて欲しいこととして「直射日光や高温多湿を避けて」と書かれています。
ではどんな場所がおすすめかというと風通しが良く直射日光が当たらない場所が良いでしょう。
家の中で言えば、台所のガスコンロの下の収納や、収納棚など台所周辺の収納で十分です。
しまい込むと湿度が上がりそうな気がしますが、よく使う場所でしょっちゅう開閉しているところであれば湿度がこもらないので問題ありません。
それでも気になる場合は炭をおいたり新聞紙をひいたりして湿気を取るようにしましょう。
直射日光の当たらない涼しい場所ってどこ?冷蔵庫にいれるのOK&NG食材
キッチンの収納であれば直射日光が当たりませんが、涼しいかというとそうでもないですよね。
特に夏場はクーラーの風も届かないですし、室温が25度を超えれば台所の収納付近も25度~30度にはなります。
そのため、涼しい場所となると冷蔵庫が良いのではと考えますよね。
ところが品物によっては、冷蔵庫に入れると水滴がついてくっついてしまったり、風味を損ねたりするものもあります。
例えば
×砂糖やコーヒーは、開封して冷蔵庫に長期間保存するとくっついてしまいます。
×バナナや南国の食べ物は、冷蔵庫に入れると味が落ちてしまうこともあります。
「涼しい場所」の指定がある場合は、冷蔵庫よりも家の中で直射日光が当たらずに涼しい場所を探して保管する方が良いでしょう。
私は、普通に台所の食器棚の引き出しに入れています。
何の問題もないですよ。
冷蔵庫に保存した方が良い食品には「冷蔵庫で保存してください」という記載があります。
冷蔵庫になんでも入れるのはあり?ついつい保管するなら冷蔵庫にしてしまう私です
冷蔵庫にいれておけばなんでも日持ちするし、長期で使うことができると考える人は多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
冷蔵庫の中には大概開封したものを入れて保管しています。
開封したおせんべい、しょうゆ、ポン酢、味噌、小麦粉などの粉類は、冷蔵庫にしまっています。
あと、乾電池も(笑)なんとなく。
もちろん適した保管方法は記載されているのですが「食品ダニがつきづらくする」「長持ちさせたい」などの理由でついつい冷蔵庫に保管してしまいます。
しかし冷蔵庫に入れると風味を損ねたりする食品があります。
冷蔵庫の特性を知っていれば避けられるのでその特性を紹介します。
冷蔵庫の特性として、「乾燥している」「虫がつかない」ということがあげられます。
冷蔵庫の中は乾燥しているので湿気らせたくないものを入れるのに向いています。
そのためおせんべいやミックスナッツなどの保管にも適しているのです。
また、温度が低いのでダニがわきません。
虫がつきやすい粉類なども冷蔵庫に入れてもOK!
どれを入れるのにも気をつけるのが、しっかりと封をすること!!
隙間が空いていると、外気との温度差で結露してしまう場合があります。
しっかりと袋の中の空気を抜いて封をしてから保管するのが大切。
また、一度冷蔵庫で保管すると決めたら使い切るまでは、なるべく冷蔵庫にいれるのがオススメ!
途中で常温に戻すと結露して湿気ってしまうことがあるからです。
まとめ
食品の保存は基本的には記載されている通りで問題ありません。
すべてに言えることですが、きちんと封をして保管しないと、常温でも虫がついてしまったり風味が落ちてしまうこともあります。
冷蔵庫をうまく活用したり、しっかり密閉して虫がつくのを避けましょう!