幸せなはずの子どもとの生活。
しかし実際は、髪を振り乱しながら必死に子育てをすることになります。
そんなときに頼りにしたいのは、やっぱりパートナーである旦那!
でも、「むしろ旦那がストレス!」という声も、実は少なくありません。
子育て中に旦那にストレスを感じないようにする工夫はないのでしょうか。
旦那に親になる自覚が芽生えない
私は早い時期の妊娠4ヶ月の終わりに胎動を感じました。お腹もまだ全く出ておらず、胎動も小魚がお腹の中でぴょんと跳ねる程度。当然旦那は気がつきません。まず、ここで大きな差が生まれますよね。
胎動も感じてますます母親になる覚悟をする私。変わらない旦那。
初めて旦那が胎動を感じることができたのは、お腹も出てきた妊娠6ヶ月の終わりでした。
子育てより先に旦那を育てなおし
出産は何が起こるかわかりません。急に入院になったり、出産が早まったりと予期できないことがたくさん。
しかし、男性は特に切迫流産、切迫早産で安静にしなければいけなかったり、入院したりしなければいけない、ということはわからないのですね。
せっかくの休み。家でゆっくりしたい旦那。出産準備の買い物に行きたい私。
子宮口が開き始め、早めの出産になると検診で告げられたことを伝えても「ゆっくりでいいじゃん。」と。ここでイライラしてはこの先が大変です。
そこで私は育児書を見せ
「子宮口っていう赤ちゃんの出口が開いてきたら、赤ちゃんが出てきます。私はすでに2.3センチ開いています。ここには4センチ開けばだいたいお産の半分は終わりと書いているね。」
「えっ!てことは、嫁ちゃんはもう3分の1くらいお産終わっているようなもんじゃないの?もう産まれるじゃん!」
「そう、予定日より早く出てきそう。だから旦那くんと一緒に出産準備の買い物に行きたいの。」
そうすると私よりも旦那が慌てて準備。こんな感じに、数字を出して説明するとわかりやすかったようです。
ここまで1から10まで説明しないとわからんのかい??こどもか!
しかし、内心は「察してくれよ」とイライラですよ。
旦那は赤ちゃんの世話を完璧にやる気がない
特に母子同室の病院なら、24時間ずっと赤ちゃんと一緒にいます。
そのため、入院中から頻繁に抱っこやオムツ替えをする機会があります。
しかし、旦那ができるのは、面会のときだけ。しかも抱っこはともかく、オムツ替えは進んでしようとは思いませんよね。
退院後にふたりで練習しました。特にウンチが出たときのオムツ替えは、旦那は今でもずっとひとりではできません。
子どもが手足をバタバタさせたり、寝返りをしてしまうので、私がこどもを押さえて旦那がおしりを拭きます。自分でやった方が早いなぁと感じつつも、ぐっと我慢。
「きれいに拭けたね!ありがとう。」というと、旦那もうれしそう。
そう、褒めて育てる。
旦那への態度も子育ての予行練習と思うことにしたのです。
旦那を動かすには細かい指示が必要
お互い睡眠不足が続き、疲労困憊だと思いやることができません。
大げんかも何度もしました。
子供がまだ一歳になったばかりのころ、私が友人の結婚式に1人で参加。
はじめての子どもとの二人のお留守番に、旦那は少しワクワクしていました。
しかし帰ってみると、なんと7時間もミルクもなにも与えていないのです。
旦那曰く、「寝ていたから。食べないし飲まないから。」
案の定夜中にお腹が空いて起きた子ども。
ミルクを作っていると、「えっ?ミルク飲むの?」この言葉に日頃のストレスがぶっちん。
お腹空いているに決まっているのに!
「アナタは父親でしょ!」と。ここでお互い、親としての自覚の差を認識したのです。
わが子よ旦那をしつけて!
人見知り期に入り、なんと旦那にまで泣くようになってしまった我が子。
それがショックだったのでしょう。積極的にだっこや寝かしつけをしてくれるようになりました。
まとめ
残念ながらママが思っているようにパパは察することはできません。
そのため、具体的にしてほしいことは言うようにしました。
すると、「わかった。」としてくれる旦那。
自分がするべきことがわかれば、すっとしてくれるのです。
一から十まで説明することは、ちょっと面倒。
でも、きちんと説明するだけで旦那は動き、ストレスは少なくなりました。
今では寝かしつけは私よりも上手にしてくれる旦那。
その間に私は自分の時間を取れるので、助かっています。
四六時中子どもと一緒の私と、仕事で少ない時間しか子どもと過ごすことができない旦那。
旦那の方が私よりもできないことが多くて当然です。
一人暮らしもしたことがない旦那。人生で初めて、焦げ焦げの目玉焼きも作れるようになりました。
それでも「やろう」とする気持ちが大事。それを行動に移せるのなら花丸です!
そう感じると旦那もかわいく思えてくるのです。
これから子育てはずっと続いていきます。せっかくならふたりで楽しく子育てをして、人生のステキな思い出にしたいものです。
たまには子どもが寝てからふたりでのんびりテレビでも見ながら、子育てについていろいろ話してみることもいいですね。
疲れているのはお互い様。できないことをお互い補いたいですね♪