「そろそろ赤ちゃんがほしいな」と思うご夫婦に。
実際に私たち夫婦がお参りしてご利益があった、子宝安産祈願で有名な東北のお寺、子宝祈願の場所、定義如来・西方寺(じょうぎにょらい※・さいほうじ)をご紹介します。
私が妊娠した後、友達夫婦にもご利益がありましたので、ドライブがてらちょっとお出かけするのはいかがでしょうか?
わたしが過去に行ったときの様子を織り交ぜながら書きますのでご参考にしていただければと思います。
※じょうげにょらいとも呼ばれています。
子宝安産祈願に東北の古いお寺 定義如来・西方寺にいこう!詳しいアクセス!
定義如来の五重塔があまりにも綺麗だったので、作ってしまった。 pic.twitter.com/TRAD2PAhTi
— こぼし鉄塔 (@koboshi_tower) 2018年11月4日
定義如来・西方寺へのアクセス
定義如来・西方寺は仙台市青葉区にあります。
仙台駅の繁華街から1時間ほど車を走らせると途中に大倉ダムが見えてきます。
わたしたちが訪れたときは秋で、紅葉が盛りを迎えていました。
宮城の紅葉はとても鮮明で、関東出身のわたしはとても驚いたのを覚えています。
そこをこえ赤い橋が見えてくると、定義如来・西方寺が遠目に見えてきます。
本堂脇や参道入口等に広い駐車場が用意されていますので、車できても問題ないです。
また、仙台駅から定義行きのバスも出ています。
定義如来・西方寺がどうして子宝・良縁のパワースポットなの?
定義如来・西方寺は平家ゆかりのお寺です。
平家が滅びたあと、開祖である平貞能が秘仏である如来のかけじくをもってこの地に逃れてきたのが始まりです。
宮城県仙台市青葉区大倉上下にある「極楽山 定義如来 西方寺」に行ってきました????
浄土宗で、御本尊は「定義如来」です????
平家ゆかりの寺院で
壇ノ浦の戦い後、平貞能公が阿弥陀如来の宝軸を守る為に、名を「定義」と改め、この地に隠れ住んだのが定義如来の由来です。
広い境内は見応えがあります✨ pic.twitter.com/bCRe9HKR4a— お散歩 (@2f3b3wqnmsB41bs) 2019年3月17日
以来800年あまり、大願成就の如来様(たいがんじょうじゅのにゅらいさま)として人々の祈りを聞き入れてきました。
特に地元では子宝安産祈願の如来様として有名です。
お寺の境内に入ると最初に見えてくるのは御廟貞能堂(ごびょうさだよしどう)です。
平貞能(たいらのさだよし)のお墓の上に建てられたお堂で、細かくて見事な彫刻が全体にほどこされています。
その裏に、ここが子宝・安産のご利益がある理由ともいえる場所があります。
天王塚(てんのうづか)という源平合戦で幼くして亡くなった安徳天皇のゆかりの場所なのですが、目をみはるのが塚の中にある巨大な木の根っこです。
塚の上に植えられた2本の、けやきが、成長とともに一本の木のようになりました。
この木は「連理の欅(れんりのけやき)」と呼ばれ良縁成就・夫婦円満のご利益があると言われています。
@fm764 仙台市青葉区の大国(おおくに)神社。とても広い敷地で参道には沢山の立派な灯籠。社殿の佇まいも参拝の仕方も独特です。同じく青葉区・定義如来(じょうぎにょらい)の「連理の欅(れんりのけやき)」はお薦めの縁結び♡スポットです! pic.twitter.com/sxXDKp9EVP
— こん のりあき(今 典彰) (@nkyasouka) 2014年12月4日
大正時代に木は一本が倒れるともう一本もあとを追うように倒れてしまったそうです。
しかし、根本からは新しい「子どもの木」「孫の木」が育っていました。
この2本のケヤキが一つの大木になり、倒れてもなお、脈々と命をつないでいく姿をみて、人々は「良縁成就」「夫婦円満」「子宝」「安産」と様々な願いをこの木に託してきました。
私がいったときは、たくさんの絵馬が飾られて、今でもこの木は人々の願いを受け止めているんだなと感じました。
定義如来・西方寺のご利益
わたしは当時結婚して半年ほどがたっており、「そろそろ子宝に恵まれますように」とお参りをしました。
そのご利益があったのかしばらくして子宝に恵まれました。
実は別の日に友達夫婦とドライブでこちらに立ち寄り、油揚げを食べてお参りをしました。
その後、しばらくして彼らも子宝にめぐまれたというエピソードがあります。
もしかしたら油揚げを食べて西方寺にお参りに行くと、、、。
赤ちゃんをお迎えする準備ができたカップルさんは、お参りすると吉報があるかもしれません。
定規如来の子宝枕と子宝お守り、安産のお品物
秋保を離れ、定義如来へ。
御朱印上のお守りは健脚守。 pic.twitter.com/pYRAltFlmy— ちこ????右足首回復???? (@tomoko121867) 2016年10月8日
主人の実家は宮城県で安産祈願というと定義如来にお参りに行くのが慣例だそうです。
私は当時つわりがひどかったのと、山道ドライブは妊婦にはキツイということで、義父母が代わりに安産祈願にいってきてくれました。
なので、その時は行わなかったのですが、ご祈祷も受け付けているそうです。
こちらでは安産のお枕と子授け人形を借りることができます。
義父母は御札とお守り、腹帯を購入し、お枕を借りてきてくれました。
お枕は運動会の玉入れの玉に似ています。
借りるときは後ろ向きに立ち、目を閉じ利き手と反対で受け取るのだそうです。
無事赤ちゃんが生まれた後、義母がお枕をもう一つ作って返してきてくれました(義父母にお世話になりっぱなし)。
こんな感じで願いがかなったご家族が返したお枕が、また次の方に渡っていく、幸福のリレーのようなすてきな習わしだと思います。
今回はお借りしませんでしたが、子授け人形もお枕と同じようにもう一体足してお返しするそうです。
定義如来の子宝安産祈願のご祈祷料は?御札や腹帯のお値段は?
最後に、子宝安産祈願に関する料金についてご紹介します。
ご祈祷を希望される場合は、子宝のご祈祷料金は3000円から、安産のご祈祷料金は2000円からお気持ちを納めます。
ご祈祷時間の15分前までに受付をすませます。
また、子授けや安産のお品物については、お枕と子授け人形はお借りするものなので料金はかかりません。
お礼参りの際に一体たしてお返しすると良いでしょう。
安産腹帯は1500円で購入できます。
手持ちの腹帯に御朱印を押してもらうこともできるそうです。
まとめ
定義如来・西方寺では子宝安産祈願だけではなく、良縁成就、受験合格などさまざまなお願いごとにご利益があると言われています。
山間にこんなしずかなたたづまいのお寺があるのかと、初めてくる方は驚かれると思います。
また、参道ではさまざまなお土産物屋グルメも購入することができます。
初夏には新緑、秋には紅葉と四季折々の風情も楽しむことができます。
今度のお休みのお出かけにいかがでしょうか?
良縁成就・子宝祈願がかなうかもしれません。