雨の日のお出かけ、ぬれるのもいやだし車で移動したいですよね。
でもなぜか突然フロントガラスが曇りだして視界が遮られてしまって見えづらい!
一人で運転しているとすぐに拭いたりできないですし、とても危険です。
ましてや夜だと対向車のライトでとても見づらくますます危険!
どうしてフロントガラスが急にくもってしまうのでしょうか?
今回はそんなフロントガラスの曇りについて原因と対策について紹介します。
雨の日にフロントガラスが曇って見にくい!!その原因とは?
雨でフロントガラスが曇ってしまったり、見えにくくなる原因は大きく分けて3種類になります。
①フロントガラスの外側にくっついた雨や水分が、正常に取りのぞけていないことによるくもり。
②フロントガラスに付着した油膜(ゆまく)などによる不透明感のあるくもり
③フロントガラスの内側に付いてしまった結露の水滴による曇りです。
①フロントガラスの外側にくっついた雨や水分が、正常に取りのぞけていないことによるくもり。
ワイパーの機能が低下している、などの原因が考えられます。
ワイパーのゴムが劣化し、フロントガラスの水滴をきれいに取り除くことができなくなっているのです。
すると十分に水滴をはじくことができなくなるため、視界をさえぎってしまうほどの水滴や汚れが残り、不透明感の原因となります。
【ワイパーの劣化について】
なかなか汚れが落ちないなと思ったら、ワイパーのゴム部分を交換することが一番です。
ゴムの部分は消耗品で、そんなに高くもないので、安全のために、取り換えましょう!
②フロントガラスに付着した油膜(ゆまく)などによる不透明感のあるくもり
ゆまく、とは何かというと、車がはしっている時に張り付く汚れがたまったものです。
・大気中の排気ガス
・走行中に着いた道路の油分を含んだ水
・油分を含んだ雨
・ウィンドウやワイパ-・ボディなどのコーティング材が溶け、劣化して張り付いたもの
油分と水分が入り交じり、シツコイ汚れはなかなか落ちづらく、がんこなものになります。
油分の主な成分はシリコンです。
【油膜(ゆまく)の取り方】
油膜による曇りについては、洗車してもなかなか落ちるものではありません。
油膜を取り除くことのできる専用の除去剤を使用するしかありません。
油膜の汚れを頑固にしないためには、以下の方法で予防するのが大切!
・洗車をこまめにする
・ガラスの撥水コーティングをする
油膜があるとフロントガラスが凍ったときにも困ったことに…
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③フロントガラスの内側に付いてしまった結露の水滴によるクモリ
結露のできる原因:
車内の温度と外気の温度差があると、水蒸気がガラスにけつろし、真っ白く濁ったようになってしまうのです。
そのため、気温の差が激しくなる雨の日や、冬の寒い日などフロントガラスがくもるのです。
結露による曇りについては、内側からタオルや布巾で拭いても良いのですが、気温差をどうにかしないと拭いてもすぐに曇ってしまいます。
フロントガラスの曇りには何が効く??暖房?それとも冷房?
エアコンの冷房、暖房を使って気温差をなくしたいとき…
季節によってどちらを使った方が良いのか迷ってしまいますよね。
私は、冷やすべきか、温めるべきかいつも分からなくなっちゃうんですよね(+_+)
寒いから暖房を入れたいけれど、暖房を入れても曇ってしまうしなかなかとれない。
梅雨の雨の時なんかも、冷房で取り除ければいいけれどとれないですし、暖房にすると暑くてたまらない。
結局冷房暖房どっちなの?!
冬の寒い時期の場合は、外気導入をして、エアコンの暖房を作動する、が一番良い!
外気導入をすることで、外の乾燥した空気と室内の湿った空気を入れ換えることができます。
☆ワンポイント☆
ただし、外気導入のまま暖房を使うと温風になるのに時間がかかるので、最初は内気循環にして、温風が出てきたら外気導入に切り替えるとすぐにエアコンがあたたまります。
〇夏や梅雨など暖房を使いたくない時期の場合は、内気循環にして冷房を作動させるのが良い!
雨の日、外気導入をして外の湿った空気を車内に取り込まないようにしなければいけません。
エアコンが冷え、冷たい風が出るようになったら吹き出し口をデフロスター(窓のマークの位置)にしましょう。
急激に冷やしすぎると外側のガラスが曇ってしまうので、ゆっくりと車内全体の湿度を下げましょう。
それでも、視界が悪くくもっているようなときは、
曇りがとれないときは窓を開けて一気に外気を取り入れる
と一時的にくもりがとれます!
使い分けましょう。
フロントガラスが曇るのは雨の日が多い・・・対策や予防はあるの??
毎回曇ってしまっていちいち対応するのは大変ですよね。
何か予防する方法はあるのでしょうか??
オススメは曇り止め商品があるので、それを使用することがオススメです。
カー用品店などには様々な曇り止め商品があるので、そういった物を購入して、あらかじめ塗ると予防になります。
- 事前にフロントガラスに塗ってコーティングし、予防できる物
- 曇り始めたら拭き取り、さらに曇りを予防してくれるもの
など用途によっていろいろあるので、自分が運転するときに良い物を選びましょう。
そして何よりの予防は、フロントガラスの内側部分をよく掃除することです。
汚れがあるとそこに水分がとどまり、結露につながってしまいます。
時には内側もきれいに徹底的に掃除をして曇りの予防をしましょう。
まとめ
フロントガラスが曇ると運転中、どうしても慌ててしまいますよね。
しっかり予防をして慌てず安全・安心な運転をしましょう!