野菜を食べない子供はどうなる?ママたちを悩ませる野菜嫌いとの付き合い方!

子供 野菜 食べない 子育て

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うちの子、野菜をほとんど食べないんです。

この悩みに共感されるママさん、多いと思います。かくいう我が家も、お野菜嫌いです。

うちの子供たちは今、6歳と4歳です。

上の子も嫌いな野菜はあまり食べられませんでした。

でも、絶対口に入れない、とかはなく、おかずにだされたらしぶしぶ食べていました。

が、特に下の子!

出された野菜はほぼ突っ返してきました。

口にも入れず、好きなおかずだけ食べてごちそうさま!しぶしぶ食べるなんて絶対しませんでした。

が、ある時をきっかけに好き嫌いなく食べるようになったのです。

今回は野菜嫌いな子どもたちとの上手な付き合い方をご紹介します。

まずは子ども野菜嫌いなのはなんで?何が嫌い?何が好き?

子供 野菜 嫌い

うちの子供たちが、野菜が特に嫌いだったのは上が4歳、下は離乳食が始まる2歳頃でした。

そのころは野菜を好きになってもらうために色々な努力をしましたが、あるとき絶対口にしないものととりあえず食べるもの、すすんで食べるものの3つがあることに気が付きました。

そこで二人を見ているとこのように分けられました。

  • すすんで食べる野菜

玉ねぎ、にんじん、ブロッコリー、トマト、じゃがいも、長芋、サトイモ、きゅうり、枝豆など

  • とりあえず食べる野菜

大根、もやし、きのこ、かぼちゃ、ごぼう、長ネギなど

  • 絶対口に入れない野菜

ピーマン、なす、ささげ、キャベツ、レタス、ホウレン草、小松菜、水菜など葉っぱの野菜

根っこの野菜ばっかり食べて、葉っぱの野菜は絶対口にしないのです。

上の子も、下の子もどちらも同じでした。

きざんで入れる、好きなおかずに混ぜ込む、すり鉢ですって原型をなくして食べさすなどしましたがそれだけ残すので、だんだん気持ちが折れてきました。

2人の1日の主な食べ物は

納豆、豆腐、お米、とあとは主菜でした。

幸いにも根野菜は食べられたので、煮物ばっかり作っていました。

でもどうしても緑黄色野菜を食べさせてたかったのですが、なかなか食べられずに時間だけが過ぎていきました。

子どもたちが野菜好きになる方法とは?大嫌いな野菜を克服!

子供 野菜 食べない

野菜嫌い、どうしたら克服できるだろう…。

と悩んでいた矢先、実家に帰省することになりました。

実家には畑が少しあって、家庭菜園程度ですが野菜が取れます。

祖母が野菜の収穫を手伝わない?と子どもたちに持ちかけたのです。

それだ!とおもいました。

子どもたちに嫌いな野菜を収穫させて、料理もお手伝いさせることにしたのです。

祖母のフォローがあればみんなでできそう、と思いました。

家では日々の忙しさで、そんな余裕がなかったものですから…。

 

子どもたちは喜んで自分では絶対食べない、なすやピーマン、ささげを収穫しました。

そして、みんなでとってきた野菜を洗って、皮をむいたり、タネをとったりして料理の下ごしらえをしました。

たったそれだけのことですが、子どもたちにとっては自分で収穫した野菜を自分たちで料理したことがとても嬉しかったらしく、夕飯はおかずで出てきたので大喜びでした。

また、祖母や祖父がほめてくれるものですからさらに嬉しそうで。

そしてその料理を祖父がまず食べました。

「このなすはすごくおいしいな。みんなでとってきたからかな?」

と言うと、上の子は

「ほんとに?ちょっと食べてみる!」

とあれほど嫌いだったなすをぱくっと食べてしまいました。

いきなり食べたので私はびっくり。

「ほんとだ!おいしい!」

下の子も上の子を見て「自分も食べる!」とぱくっ。

その調子でピーマンもぱくっ。

嘘みたいでしたが一瞬のうちに嫌いな野菜を2つ食べることができました。

自宅に戻ってからも、収穫はちょっと無理ですが、嫌いな葉っぱの野菜を一緒に料理したり、下ごしらえを手伝ってもらうようにしました。

自分たちで洗って、切って、ちぎって作った野菜のおかずは特別なようで、だんだんと嫌いな野菜を減らしていけるようになりました。

子供が野菜食べなくても大丈夫!

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自分で料理作戦がことのほかうまくいって、上の子は嫌いだったなすやピーマン、葉っぱの野菜も食べられるようになりました。

また、幼稚園の給食でも野菜がかなり出ますが、それも毎日残さず食べて帰ってきました。

けれど、下の子はまだまだ食べられない、嫌いな野菜があります。

すると、今度はまねっこ・べた褒め作戦で少しずつ克服できるようになりました。

今までは、ママが

「こんなおいしい野菜はないよ!ほら、おっきなお口で食べちゃうよ!おいしいなー!」

みたいなことを言ってうながしていましたが、ほとんど効き目がなく、パパがやっても一緒でした。

 

それを見ていた上の子が

「見て!こんなおっきなお口で食べれるよ!」

と食べてみせるようになったのです。

するとママとパパが「すごいね!」「さすがだね!」とほめます。

それを見ていた下の子が

「自分も食べれるよ!見て!」とまねっこして食べるようになったのです。

そして「嫌いな野菜食べられたね!すごいじゃん!」とほめられると、とても満足げです。

時にはそれでも食べないときもありますがほぼこの作戦で今は少しずつ食べられない野菜を克服しています。

まとめ

自分で料理したり、ほめてみたり、そんな作戦で克服できましたが、参考になりましたでしょうか。

私は特に料理が得意ではないので、工夫して食べさせるのにも限界があり、このような方法をとりました。

でも、一番の励みは母の

「人間生きてかなきゃいけないんだから、無理に食べさせなくてもいつか絶対食べるようになるよ」

という言葉でした。

それを聞いたときに、焦らなくても長い目でじっくり付き合っていけばいいんだな、と思いました。

実際、成長していくにつれて、食べられる野菜がどんどん増えていきました。

今、悩んでいる真っ最中のママさんたちも、いつか食べれるようになると気長に付き合ってみてはいかがでしょうか。

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