さっきまでパパと赤ちゃん、楽しく遊んでいたのに、急に「パパは明日ね、バイバイ~」「ママ!ママがいい!」と言って泣き出すこと、ありませんか?
とつぜんの、パパ拒否=パパ見知り。
子供が疲れたり、眠くなったりすると、パパ見知りの始まりです。
ねんねの時、とくに夜はパパ見知りがはげしくなるみたい。
人見知りは知ってるけど、パパ見知りっていつから始まるの?
知らない人に少しでも声をかけられただけでギャン泣き!
身近にいつもいる、じいじやばあばにも、抱っこされるのイヤ!
ママじゃなきゃ嫌だ!と、ママ以外の人を拒否する人見知り。
人見知りは、だいたい生後6か月くらいから1歳くらいの間に始まるのが一般的。
早い子では、2.3か月でもう、ママを認識して、ママ以外はイヤ!が始まることもあります。
個人差は激しいものですが、人見知りも成長の一つです。
人見知りも、パパもイヤで、パパ見知りとなると、ママも厳しいですよね。
パパは親なんですけど~(+_+)って、夫も泣きたいし、ママも泣きたくなっちゃう!
とくに、夜だけパパ見知りをしてしまうと、ママしか子どもの相手できなくなるので、その瞬間育児のすべてがママにしかできなくなるのが、ホントにツライ…
特に夜だけパパ見知りの原因って何?
2か月くらいから、ベビーの自体の脳や視力が発達するので、さまざまなことを判別することができるようになると言われています。
普段からずっと見慣れているママの顔と、他の人の顔を見分けることができるようになると、赤ちゃんは、「ママ」と、「その他の人」という分け方をしています。
ここでいう他の人の顔には、残念ながら「パパ」も含まれます。
それがパパ見知りの原因です。
赤ちゃんも、自分が機嫌がいい時は、パパと遊ぶのもOK!
なんなら、じいじも、ばあばも、OK!
でも、夜は普通は家族しかいないですよね。
赤ちゃんの世話をするのは、ママかパパ。
パパは普段は仕事をしていて現実として休日くらいしか子どもと過ごす時間はありません。
子どもがパパ見知りしてしまうことは、子どもと過ごす時間が本当に少ないので、ある意味仕方のないことかもしれません。
赤ちゃんが眠たい時、おなかが空いたとき、いつもそばにいてくれるのがママ。
1日の終わりで疲れている夜は、パパ見知り、というか、「ママがいい!」
赤ちゃんは、お腹にいる時からママの声を聴いているし、ママのにおいが安心する。
パパ見知りが、特別なのではなくて、とにかく、「ママがいい!」
夜だけパパ見知りにとれる対策3つ!
始まってしまったパパ見知りは、親はどうにもできませんので、できる対策を考えました!
パパ見知りの時はあきらめて、パパが家事をする!
これがすべてですね^^
夜にパパ見知りするのならば、夜はママが子供を抱っこする。
眠くなったこどもがギャン泣きしているのに、パパに抱っこさせても何の解決にもなりません。
パパもママも、あかちゃんもストレスがたまるだけ。
お皿を洗ったり、片付けをするのは、パパがしましょう!
こどもがママしかダメ!と言ってるのですから、ほかの家事はパパがやればいいのです。
そうすれば、妻がイライラすることもなくなる!
赤ちゃんが、パパ見知りをして困るっていうのは、つまりはこういうこと↓
【旦那でありパパ】
仕事が終わって、家に帰ってきてくつろいでる。
赤ちゃんをお風呂に入れたものの、あとは、赤ちゃんがパパ見知りで泣くから、もう自分にはどうにもできない。
→だから、ママに赤ちゃんを任せて、自分はスマホ見たりテレビ見たりする。
家事の手伝いはしない。
【妻でありママ】
- ご飯を作って
- 子供をお風呂に入れて
- 食器を洗って
- 洗濯機を回して洗濯物を干して
- 明日の準備をして
- 子供の歯磨きの仕上げをして
- 子供を寝かしつけをする
「これだけのことをするのに、パパは何もしないで、自分のやりたいことしてるわけ????!!」
「私なんて、トイレもゆっくりいけないし、髪もドライヤーかけれられないのに??」
「パパ見知りさえなければ、授乳以外はパパがやればいいのに!そうしたら、その間に家事をかたずけられるのに!」
それができないから、ママはイライラ!!!
で、パパは、「赤ちゃんが、ママがいいって言ってるからしょうがない」って、泣き止ませる努力もしてない。
これでは、夫婦の間に、ふか~~~~い溝ができてもしょうがありませんね。
この際ですので、はっきり夫に言いましょう!
「赤ちゃんの世話は私がするから、アナタはお皿を洗って、洗濯機を回して、洗濯干しといてね!」
男性は、はっきり言わないとわかりません。
これだけ私が大変なんだから察してほしい、とか、そんなのムリです。
きっちり「食器洗いをする」「お風呂洗いをする」など、指示を出しましょう!
もうね…旦那に、いちいち言うのも面倒だけど、はっきり言ったほうがなんぼかマシです。
家事をパパにやらせればいい?!
そんなの分かってるけど、夫は言うこと聞かないのよ…という方は…
ママがパパと仲良く話しているところを子どもに見せる
ママは、しつこくパパを子供の前で褒めます。
ちょっと片付けしたら、「パパえらいね~」とほめる。
「パパ、今日も一日お疲れ様♡」
「パパがお掃除してくれると、お風呂きれいになって気持ちいいね~♡」
など、いちいちパパをほめます。
遠まわしで、面倒な作戦ですが、確実に効いてきます。
子供のパパ見知りは治りませんが、パパを家事に向かわせる作戦です。
パパと子どもとのスキンシップ、触れ合う時間をなるべく多く確保する
子どもの機嫌がいい時には、どんどんパパと子供を遊ばせましょう!
もう、むしろ、子供の機嫌がいい時はパパ、不機嫌になったらママ!
と、きめたらいいです。
もちろん、いいとこどりする夫には腹が立ちます。
が、それでも夫が子供と遊ぶ時間を確保することは、その後の子供との接し方にも大きく影響します!
子供と楽しく遊べることを夫が学習すれば、少し子供が成長すれば、ママ抜きで公園やお出かけに出かけられる自信につながります。
ここでも、パパをきちんと褒めましょう!
「パパと今日、お砂場で遊んですっごく楽しかったみたい」
「私と一緒だと、あの長い滑り台は怖がるんだけど、パパと一緒だと安心なんだね」
具体的にほめるのが、コツです!
長い目で見て、子供と夫を一緒に育てましょう!
夜だけパパ見知りはホントにつらい、まとめ
パパ見知りが始まると
「おれって何か嫌われることしたっけ?」
「さっきまで仲良く遊んでたのに、急にどうしたの?」
など、パパは内心あれこれ考えてしまうみたい。
パパ見知りの時期は1日の中でもムラがあります。
さっきまで公園でパパと仲良く遊んでたのに急に泣き始めたりはしょっちゅう。
夜になると不安になるせいか、急にパパ見知りの具合が激しくなったり。
考えによっては“子どもの心が成長している”と考えると気持ちが少しは楽になりますよ。
これまでしていなかった、パパ見知りが始まったのですがから、こどもが成長したってことですよね。
パパ見知りするほど、ママとベビーとのキズナがしっかりできていることの表れでもあります!
それも、自分の子どもだけではなく、どの子も経験することなので、成長と前向きに捉えることも大切です!