パパとママ、親は二人、ママの手は二本。
子供二人なら、親一人、子供一人を面倒みれば頭数は一緒。
ママが一人の時、片方ずつの手に一人ずつつなげば大丈夫。
3人目ってどうするの?
3人子供がいる生活ってどういう状態なの?
心配に思う方がいらっしゃると思います。
私のリアル3人子育てを紹介します。
上の子の年齢で説明をスタートします。
①上の子2歳で、二人目が生まれる。
よく言われる、「赤ちゃん返り」。
これってそんなに心配することではありませんでした。
思い出してみて、ママも一人目出産の時、全く経験したことがないことだから、不安になったり、心配事が増えたりしたことを覚えていませんか?
この世に生まれてまだ2年。その中で新しい経験をするとなると、子供も不安になります。
ましてや、赤ちゃんがいる生活になるんです。
今までべったりママにくっついて安心できていたのが、べったりできなくなれば、究極な不安が襲います。
でも、大丈夫。ママが二人目の子育てをするとき、上の子も一緒になってやればいいんです。やり方は教えてあげればいいんです。
「触っちゃダメ」「あっちにいっていて」それでは正しいやり方は覚えられないですよね。
上の子ができることを探して参加させてあげてください。
②我が家が実践していたこと。
下の子が泣き出したら、上の子に「どうしたの?」「お腹が減ったの?」「おしっこがでたの?」「抱っこがしてほしいの?」と聞いてきてもらうことにしました。
「下の子も泣くと、上の子が話しかけに来てくれる。」
これは安心するのか、上の子の声を聴くことで安心して二人でコミュニケーションを取っているような様子を見たことがあります。
下の子が笑うと、上の子も笑ったり、しばらくママがすぐ飛んで行かなくても大丈夫なこともありました。
上の子が、「お腹がすいたんだって~」と下の子の様子を読み取ったり、「なんかくさいよ」と教えてくれたり、そんなときは、「おむつ持ってきてくれる~」と頼んだり、一人で子育てをするのはしんどいけど、上の子がたくさん助けてくれることがあったので、一人目のときより断然子育てが楽しく感じられました。
成長とともに、上の子も声掛けはマスターしているので、おもちゃを取ってあげたり、絵本を見せては何やら説明していたり、性別は違いますが上手に遊ぶこともできていました。
③3人目はどうなるの?
我が家の末っ子は、上の子と7つ離れています。
小学1年生の時に生まれています。入学式の時に妊婦で、1年生の途中で出産を迎えているので、大変でした。
でも、小学校のすぐ隣に産婦人科と好立地だったので、学校が終わったら上の子は病院に自分で歩いて来てくれたので大助かりでした。
私の3時のおやつを楽しみに帰ってくるので、入院期間中は楽しそうでした。
下の子は保育園に行っていたので、祖母のお迎えの間、上の子は病院で私と一緒に過ごしました。
宿題、お手紙は病院で、下の子が保育園の後病院に来て、末っ子を見たら祖母と一緒に家に帰る。そんな生活でした。
祖母もずっと孫につきっきりではなかったので、楽な様子でした。
④自宅にもどってからは?
産後1か月で運動会がありました。
まだ、ふらっふらの睡眠不足でしたが、運動会のお弁当を作り、1か月検診を運動会の日に設定して、末っ子を少しだけ病院で新生児と一緒に寝かせてもらって1つだけ運動会の演目を見に行きました。
3人目ともなると、看護婦さんも優しいです。
見ててあげるから言っておいでと言ってくれたことに感謝してます。
普段の生活は、全く記憶がないほど、何がなんだかわからないけど、とにかくやりこなす毎日です。
でも、上二人がお互いに小さな時からコミュニケーションを取っていたからなのか、末っ子にも二人がよく話しかけてくれました。
おむつかえなくちゃいけないわ~と言えば、おしりふきを持ってきてくれたり、上二人の協力は、旦那より頼りになりました。
④食事
離乳食も作らないといけないし、子供が食べる普通食もいります。
離乳食本に載っているメニューは、申し訳ないけどほとんど食べませんでした。
レトルトも、外出先でどうしても食べるものが困る時だけ使いました。
これには理由があります。上の子の時、離乳食初期の頃のタンパク質で、白身の魚や鶏肉をあげてOKな段階で、食べた後全部吐き戻すことが何度かありました。
何が原因か突き止めるために、食べたものを全部書きだしました。
すると、「鶏肉」が原因とわかりました。鶏のエキスもだめ。肉はもちろんダメです。
今は鶏肉大好きで食べれていますが、最初は体にあわなかったみたいです。
病気なのか?と心配になり医者に連れて行きましたが、アレルギー検査ではでませんでした。
でも、体が拒否をするなら食べるのをやめさせなければいけませんよね。
原因がわからないときは、ママのデーター取りが一番です。
病気の時なども、データー取りを忘れないように!
⑤離乳食はどうしたの?
鍋に水と、出汁パックを入れて出汁を取ります。
甘味のある野菜、キノコ類を入れて煮ます。タンパク源は豆腐を入れます。
醤油を少し入れて味付けしてもいいし、味噌をほんのちょっと入れて香りづけをしてもいい。
離乳食用に取り出した後は、大人の人も食べれるように味噌汁にしていました。
毎日、ひたすら味噌汁+ごはんの繰り返しです。
あとは果物を少しずつプラスしていきました。
とっても楽です。
アレルギーもでないし、何より野菜が好きな子供になります。
大人でも毎日のように味噌汁は飲みます。
毎日飲んだり、食べたりする食べ物は、日本人の体にもっともよく合う組み合わせだと思います。
だから、離乳食でも、これが基本なんだと感じました。
1日、3食同じメニューでも、うちの子供たちは元気に育ちました。
味噌汁の具は、かぼちゃ、たまねぎ、さつまいも、じゃがいも、ニンジン、えのき、ぶなしめじ、ねぎ、キャベツ、ホウレンソウ、小松菜、大根など、その時冷蔵庫にある野菜を少しずついろいろ入れていました。
この離乳食のおかげなのか、3人とも出汁にはうるさい子供になってしまいましたが、かつおが効いてる出汁のときはおかわりをします。
子供の味覚、舌は正直だと思いました。
⑥上、中学生、真ん中、小学生、末っ子、保育園、どんな生活になっているの?
毎日戦場です。
ごはんの量も半端ないです。
朝4合、夜3合炊きます。
私の仕事が終わった後、保育園に迎えに行き、上の子はサッカーをやっているので、夕方早い時間にごはんを食べさせ、練習に送り出します。
真ん中の習い事の送迎もあります。
夕方から夜にかけて、一番ハードなスケジュールをこなしています。
確かに、大変と言えば大変です。
でも、子供の3人の社会はとても楽しそうなんです。
親に言えないことを兄妹弟の中で話していたり、上の子が中学生になっているのに、末っ子の仮面ライダーごっこにつきあってあげていたり、反抗期で私にはすごい悲惨な態度を取るのに、なぜか末っ子には優しいところがあったり、子供の成長の中には複数子供いることで不思議な社会が作れているところが面白いです。
まとめ
3人産んで、後悔はまったくありません。
私もママになって1年生を迎え、ようやく今13年生。
子供と一緒に成長させてもらっています。
親は二人、子供は3人。頭数は違うけど、周りのママとも協力しながら、習い事の送迎をしたり、日々助けられながら、感謝しながら生活をしています。
子育ては一人じゃない。本当にそう思います。
ママ友とのネットワークは大変な部分もありますが、子供から受け取っていない学校からのお手紙を写メしてもらったり、悩みを聞いてもらったり、これいいよ!と教えてもらったり、楽しいこともいっぱいあります。
私は子供を3人産めたこと、育てられること、また、命を繋げていけることに感謝しています。
辛いこともいっぱいあるけど、絶対に乗り越えられる、出口は見つかると信じて子育てをこれからも続けていきます。
3人目、どうしようかな?と、迷っていらっしゃる方の背中を少しでも押せたらな、と思います^^