男の子と女の子では遊び方も違うようにお友達との関わり方も違ってきます。
女性であるママには理解できないことも増えていきます。
実際に保育園で見た男の子のお友達との遊び方を書いていきます!
男の子は群れたがらない
基本的に男の子は個人プレーが多いです。
1人で自由に車や電車を眺めていたい。
2歳児クラスでは男の子が友達同士で遊んでいる場面はなかなか見ることができません。
女の子は割と女の子同士で遊んでいたり、保育士さんを巻き込んで遊んでいます。
でも保育士さんに甘えているのは男の子
保育園へ送った時も、迎えに行った時も保育士さんに抱っこされているのは
男の子が多いです。
ママが居なくて寂しがるのは男の子ですね!
【お友達とのトラブル例】
物を取り合う
男の子は個人プレーが好きなのでそれを邪魔されることを嫌います。
自分が遊んでいるおもちゃをお友達に取られた!
だいたい男の子同士はおもちゃの取り合いをしています。
また物だけでなく保育士さんを取り合っている男の子たちも見ました(^^;
よくお友達とおもちゃを取り合いになるお子さんをお持ちの方だと
それを見越して、子供よりも先に「貸して、でしょ?」
と言ってしまうことがありますが
やる前に言うよりそのあとに「こういう時は“貸して”っていうんだよ」と言った方が
子供には伝わりやすいです。
たたいた、たたかれた
2歳ぐらいの子は言葉で伝えられなくて
どうしても手が出てしまうことがあります。
もし自分の子供がたたいてしまう側だった場合
すぐに怒ってしまいがちですが
なぜたたいてしまったのか理由を聞いてほしいです。
もしかしたら相手がおもちゃを奪ってしまったのかもしれません。
たたいてしまうのは悪いことだけれど、正当な理由があるなら
たたく以外の別の方法を教えてあげられるチャンスでもあります。
「貸して」と言われて「どうぞ」と言えることも大事ですが
無条件に友達に譲る必要はないのです。
今遊び始めたばかりなのに・・と思うなら
「どうぞ」と貸さなくてもいいのです。
「まだ遊びたい」「一緒に遊ぼう」と言えるように教えれば
子供がまたそういう場面に遭遇してもツラく感じないはずです。
それは子供が成長して大人になっても使えるので教えて損なことは何一つないです。
では、逆にたたかれた側の場合はどうでしょうか。
たたかれた時の我が子に気持ちを聞きます。
「痛かった」「悲しかった」そんな言葉が出たなら
そのことを伝えていいんだよと教えます。
イヤなことをされて「やめて!」と言えること
イヤなことはイヤと言えることは将来の役に立ちます。
2歳ぐらいならたたかれる側もたたく側もいつその立場が逆転するかわかりません。
たたく側も悪気があったわけではないです。
子供なんて、そんなものです。
うまく言葉が出てこないから、手が出ちゃう。
上記にもあるように思い通りにならなかったから手が出てしまう
そういう理由がほとんどです。
もちろんケガしてしまうような場合はいけませんが
ある程度は見守る姿勢も大事ですね。
その代わりそのあとのフォローをしっかりする。
「何かあってもママやパパは僕を守ってくれる」
そういう安心感があればお友達とのトラブルに強い子になってくれるはずです。
わんぱくな男の子を持つ親はどうしたらいいのか
常に手を出す側で、いつお友達にケガをさせてしまうか心配な親御さんもいますよね。
-
親のサポートも大事
たたかれた子の親御さんから注意されて
我が子を怒りたくなる気持ちも、もちろんわかります。
でももし親まで子供を理解しようとしてくれなかったら
子供の味方はいなくなってしまいます。
子供の味方になれるのは親だけです。
もしどうしても手に負えないならば保育のプロでもある保育士さん
もしくは地域の育児支援センターのような場所に相談できる方がいますから
相談してみてください。
-
遊ぶ場所を考える
子供が取り合いをしてしまいそうなおもちゃが多くある施設には行かない。
子供がたくさん遊んでいるトラブルになりそうな場所を避ける。
もしくは年上の子も遊んでいるような場所に連れていくと
子供も考え方が変わるかもしれません。
- 遠ざけすぎるのも良くない
遊ぶ場所を考えた結果、どこにも行けない
家に引きこもりがちになっては子供がストレスを感じ
また遊び場に行ったときに思い通りにならなくて
お友達をたたいてしまうかもしれません。
適度に距離は置きますが遠ざけすぎるのも良くないです。
もしおもちゃの奪い合いが激しくて、ある施設を避けることがあっても
しばらくすれば、お友達ともうまくできるようになりますよ^^
まとめ
一人っ子の場合、家ではおもちゃや食べ物が独り占めです。
そのため保育園でおもちゃを取られて泣いたり取り合いになったりに負けてしまうことが
多いかもしれません。
その場合には、家ではママと子供で順番に遊ぶこと、食べ物も半分にして
みんなで食べると美味しいことを教えるのはどうでしょう?!
子供も少しずつ理解してくれて、「かして」や「どうぞ」が言えるようになったり
だんだんと、「いいよ」とお友達におもちゃを貸せるようになりますよ^^
2歳ごろは、イヤイヤ期も重なり、まだまだ物にあたったり、
手が出てしまうことも多いですが
1歩1歩少しずつ成長する我が子を見守っていきましょう!