女性なら経験したことのあるかたも多い、生理前のイライラ。
もちろん、私も毎月経験するひとりです。
個人差はあるとはいえ、やっぱりつらいものです。
一番つらいことは、なんといっても男性に理解してもらうには難しいこと!
男性は子宮がないので当たり前ですよね。
でもやっぱり彼氏や夫にはわかってもらいたい!
今回は、生理前のイライラをうまく彼氏に伝える方法についてのお話です。
生理前のイライラのことは男性に言うべき?
なかには生理前のイライラのことを彼氏に言いたくないという女性もいるでしょう。
もちろん、必ず言わないといけないわけではありません。
しかし、男性は生理前にイライラしたり、お腹が痛くなったり、倦怠感があることはわからないのです。
意味なくイライラしていると勘違いされてしまい険悪なムードになってしまっては、せっかくの一緒の時間ももったいないですよね。
それならいっそのこと、イライラの理由を言ってしまってもいいと思います。
ただ、男性には生理がないためになぜ生理前にイライラしてしまうのか根本的にわかりません。
しっかり説明できるために、女性自身も生理のメカニズムについて知っておくといいでしょう。
女性の1ヶ月の身体の変化
基本的に1ヶ月に1回生理がある女性のからだは、たった1ヶ月の間で目まぐるしく変化します。
・「月経期」生理期間です。
・「卵胞期」子宮内膜を厚くし、排卵が起きます。
・「黄体前期」黄体ホルモンが出て妊娠に備えます。
・「黄体後期」妊娠が成立しなかった場合、一気に女性ホルモンが減少します。
つまり、イライラの原因は黄体後期の一気に女性ホルモンが減少することです。
これは女性のカラダが妊娠に備えて準備をすることなので、イライラはどうしても避けることはできません。
仕方のないことなのですね。
でも、この体のサイクルを知っておくと男性に説明もできます。
「意味もなくイライラしているのではない」としっかり説明ができるので、男性も納得しやすいのではないのでしょうか。
生理前のイライラを伝えた私の場合の実体験
私もかなり生理前はイライラしてしまいます。
あまりにイライラしてしまうために、夫と恋人時代のときは生理前は会わないようにさえしていました。
そう、男の人は察することができません!
そのためになぜだかわからないけれど怒っているなんて、どうすればいいかわかりませんよね。
もちろん夫も当時は生理前の私には、はれ物にさわる扱いでした。
私自身も夫にあたり自己嫌悪になったりとしんどかったために、きちんと話すことにしたのです。
私:
「生理前はどうしてもイライラしてしまう。
でも、女性ホルモンの関係なので、どうすることもできない。」
夫(当時は彼氏):
「じゃあ、俺が直接の原因ではないの?」
私:
「そう。生理前は、イライラしたり、気持ちが沈んだり、お腹が痛くなったりちょっと大変になる。」
夫:
「その場合はどうすればいい?」
私:
「仕方ないと目をつぶってほしい。」
そう、誰も悪くないのです。
女性は妊娠の準備のサイクルで身体が目まぐるしく変わる。
男性は子宮がないからわからない。
それなら女性が説明するしかないですよね。
なぜイライラするのか。そのときはどうしてほしいのかを伝えました。
幸い、夫は今でも私がイライラしだすと、「ああ、生理前か…」と思うそうです。
そう思ってもらえるとかなり楽です。
まとめ
女性同士だと、自身も経験しているのでなんとなく察することができます。
しかし男性は察することが本能的に苦手なうえに、経験もできないので全くわかりません。
女性がしっかり自分の身体のことを理解し、こんな理由なのでイライラする、としっかり男性に説明をする必要があるのです。
今後も永くお付き合いを続けていきたいと思っている彼氏だったらなおさら、しっかり話し合いたいですね。
ふたりの問題として共有すれば、毎月の憂鬱も少しは軽くなりますね。