長寿で元気でいられたら。。。全人類の夢ですよね。
認知症を予防するのに効果的な方法が、2000年から行われていた大規模な研究により分かってきました。
こちらの記事を読むと、奇跡の研究と言われる高齢者5000人の調査から、認知症にならないためにどんな運動が必要なのかが分かります。
ぜひ参考にしてください!
認知症予防の為に行われている群馬県中之条町の奇跡の研究
シソなどに含まれる「ロスマリン酸」のアルツハイマー病予防効果を調べた研究 https://t.co/evDs8VXW6l pic.twitter.com/MEEn18MjDX
— 認知症ねっと (@ninchisho_net) July 9, 2019
町をあげての、認知症予防に必要なデータをとるために、大規模な研究が行われました。
その実験が行われたのが、群馬県中之条町です。
こちらの研究は、「中之条研究」と呼ばれています。
認知症だけでなく、健康にどの程度の運動が必要なのか明らかになったことから、「奇跡の研究」とも呼ばれています。
群馬県中之条町で身体活動(歩き)と病気予防の関係についての調査が2000年から実施されました。それは日頃の運動頻度や時間、生活の自立度、睡眠時間、食生活などに関する膨大なアンケート調査を行い、この内2000人に対しては、詳細な血液検査や遺伝子解析を行いました。更に、その内の500人に対しては、身体活動計(歩数と速歩き時間を計測)を携帯してもらい、一日24時間、一年365日の身体活動状況をモニターいたしました。さらに、その500人は統計上も5000人の生活習慣パターンの縮図であると考えられています。
2000年から始められた調査により分かったことは、認知症だけではなく、病気の予防、さらには健康に過ごすためには、「それぞれの体力に応じたやや強めの運動が必要」ということでした。
この、中之条町での研究結果で分かった「それぞれの体力に応じたやや強めの運動が必要」のすごいところは、高齢者の健康に対することだけではなく、成人以上の大人、全員に当てはまることが分かりました。
つまり、成人男女は、「日常生活にちょっとプラスした運動を、年間をとおして、日々の生活に取り込んでいること」が、病気になりにくい体を作ることになります。
では、その運動とはどの程度のことなのでしょうか?
その基準とは、
・毎日、1日平均約8000歩
・やや強めの運動(速足のウォーキングなど)を20分程度
続けることが大切です。
詳しくはこちらのページをご参照ください
認知症予防のキーワードはウオーキングなどの運動を2割増し!
群馬県は認知症予防に力を入れている県といえますね。
【認知症ニュース】農業体験で認知症予防 今秋、高崎市がバスツアー – 産経ニュース / https://t.co/P2MZHBw3Nm pic.twitter.com/8gA4wgqSxr
— 介護ニュース速報 (@kaigo_goods) July 6, 2019
日常生活に加え、ちょっとした運動を2割増しすることにより、認知症が予防に効果的という研究結果から
・ウォーキングをとりいれる
・自転車でサイクリングを楽しむ
・簡単なストレッチを行う
など、働く人にも無理のない形で、高齢者の方も楽しく、日々の生活にプラスして、20分程度運動をプラスすることができます。
群馬県中之条町の皆さんは、認知症にかかる方が少ない奇跡の町に住んでいることから、ますます運動への意識がたかくなり、健康に過ごされているようですね。
まとめ
自分の健康、家族の健康を守るためにも、忙しい方も20分早歩きにしたり、一駅まえで電車を降りて歩いてみたり、軽い運動を取り入れて、元気に過ごしたいですね!
認知症を予防するのに必要な一日の歩数とは?