冬場の素朴な疑問!赤ちゃんとすごす夜は暖房はつけっぱなし?
約36~37度のお母さんのおなかのなかでぬくぬくと過ごした赤ちゃん。
外の世界へ出ると、一気に10度以上気温が低くなります。
それだけでも心配なのに、寒い冬場は風邪をひかないか余計に心配ですよね。
大人でさえ体温調節が難しい冬場の夜。
赤ちゃんだとなおさらです。
「赤ちゃんがいるときは夜は暖房はつけっぱなし?」
「乾燥が気になるけど、寒さで風邪をひかせたくない!」
なんて、悩みもたくさん。
我が子も冬の寒い日に生まれました。
そのため暖房対策にはかなり悩んでいました。
今回は私の実体験も合わせて、赤ちゃんとすごす夜の暖房についてのお話です。
実体験!私の家の赤ちゃんとの夜の暖房
私には1歳を迎えた子どもがいます。
とても甘えん坊で心配性なので、生後1ヶ月ごろから夜も私とひとつの布団で一緒に寝ています。
生後2ヶ月までは実家にいたために、夜もずっと電気ストーブをつけていました。
古い家のためにかなり寒かったこと。
私の実母が、子どもを気遣って24時間ずっと部屋を暖かく保ってくれたのでした。
そろそろ寒くなってきたな。と、自宅で暖房をつけたのは1歳を迎えるまえでした。
生まれたときのことを思い出し、夜も寒くならないよう夜通し暖房をつけました。
が、布団は蹴り上げ頭に汗をびっしょりかいていたのです。
これは逆に風邪をひいてしまう!と、朝方に部屋が暖まるようタイマーをセットして夜は暖房なしにしました。
赤ちゃんが寝るときの最適な環境とは?
冬場、赤ちゃんがすごす最適な室温は20~23度と言われています。
大切なのは湿度。
湿度は40~60パーセントが目安です。
特に出産後すぐは頻回な授乳があるために、産院や病院は24時間暖かくしています。
まだまだ夜に頻回な授乳があるときは、お母さんが肌を出して風邪をひいてしまわないよう、暖房はつけっぱなしでもOK。
ただし、換気や乾燥に十分注意しましょう。
私も夜の頻回な授乳がある間は、暖房はつけっぱなしでした。
その代わり、赤ちゃんの洗濯物を室内に干して乾燥対策をしていました。
夜の授乳がなくなると、暖房は消すようにしました。
代わりに子どもに腹巻つきのパジャマを着せて、布団を蹴ったときのためにガーゼブランケット、赤ちゃん用の軽い毛布をかけています。
赤ちゃんが寝るときに気をつけることは?
換気や乾燥も上記しましたが、他にも気をつけたいことは「暖めすぎないこと」。
ついつい風邪をひかないようにと、赤ちゃんに厚着をさせたり電気毛布を使用したり…。
赤ちゃんは大人より新陳代謝が活発です。
あまりに暖めすぎると汗をたくさんかいて脱水症状になってしまう恐れもあるのです。
電気毛布は使用せずに、薄い肌着などの着るものやガーゼブランケットなどで調整しましょう。
月齢が低いハイハイ前の赤ちゃんは、半肌着・長肌着・カバーオールやロンパース。
それ以降の赤ちゃんは、肌着に長袖のトップス・10分丈のズボン。
ハイハイができると蹴る力も強くなるために、夜中もかなりもぞもぞ動きます。
そのため、腹巻つきのパジャマもおすすめです。
そこまで厚着をさせなくても大丈夫なのですね。
まとめ
出産した病院がかなり暖かい部屋だったために、子どもが寒くないようにと、毛布をおくるみにしたり、かなり暖めてしまったこともあります。
するとやっぱり暑いからか、夜中に泣くことが多かったのです。
なぜ泣いているのかあの頃はわかりませんでしたが、暑かったから泣いていたのですね。
つかまり立ちができるようになった現在は、足の力も強くなりすぐに布団を蹴り上げます。
しかし、夜中に暖房をつけないようにすると、朝までぐっすりの日が多くなりました。
枕元に薄手の毛布やガーゼブランケットを準備し、気温によってそれを掛けて調整してあげることにしました。
赤ちゃんはまだ話せないのでなにもかもが試行錯誤ですが、少しでも赤ちゃんが眠れるように、環境を整えてあげたいですね。